他車運転特約とは?
保険会社によって呼び名がかなり違います。
他人のバイクを運転した時の補償となります。
対人・対物事故、自損事故、無保険車傷害事故について補償されます。
他人のバイクを運転しない人には関係ありません。
友達のバイクを借りて運転中に事故を起こしてしまって、友達が補償十分の保険にはいっていないことがあったり、もし友達のバイクの保険を使ってしまうと等級が下がって保険料があがって迷惑をかけてしまうことがあります。
そんな時でも、自分が契約しているバイク保険で事故の損害をカバーすることができます。
- レンタルバイクについても契約中のバイク保険と同一の用途車種であれば補償されます
- もしも契約中の保険で運転者が限定されていなければ、契約者本人だけではなく配偶者、同居の家族、別居している未婚の子供が事故を起こしてしまった場合でも補償の対象となります
- 対象車種については、契約が原付きなら、他人のバイクも原付きである必要があります
こんな時は補償されません
- 配偶者や同居の親族が所有するバイクを借りて運転中に事故を起こした場合
- 所有者の承諾を得ることなく他人のバイクを運転して事故を起こした場合
- 業務目的で運転中に事故を起こした場合
- 対象車種が違う場合
事故時の補償例
友達のバイクを運転中に人身事故を起こしてしまった
相手の治療費など、現在契約中のバイク保険と同等の補償が受けられます。
友達のバイクを運転中に車に接触し、車のドアミラーを壊してしまった
車の修理代(対物賠償)など、現在契約中のバイク保険と同等の補償が受けられます。
車両保険を契約していれば、友達のバイクの故障も補償が受けられます。
各保険会社の対応状況
チューリッヒ
基本補償(他車運転賠償責任条項)または、特約(他車運転危険補償特約)のいずれかで補償され、保険始期日によって変わります。
- 保険始期日が2018年12月31日以前の場合:基本補償(他車運転賠償責任条項)
- 保険始期日が2019年1月1日以降の場合:特約(他車運転危険補償特約)
名前は違いますが、保証されるケースは同じです。
自分が契約しているバイクが複数あった場合は、どのバイク保険から適用するか選択することができます。
アクサ
他車運転危険補償特約は2輪車にはセットされません
参考:https://www.axa-direct.co.jp/auto/glossary/ta/04.html